社会に欠かせない介護職の今

介護職不足は深刻な問題です。2010年をピークに人口は減少傾向にありますが、75歳以上の高齢者は増加する一方なので必然的に介護サービスの需要も高くなっていきます。そのため、高齢者が一気に増加するといわれている2025年には約20万人もの介護職が不足すると予想されています。このような状態を打破するためには人手を増やすしかないため、介護業界に興味がある人は歓迎される傾向が高く、採用ハードルも低いため経験や資格がなくても一般的な社会性があれば問題なく受け入れてくれます。

介護職の給与は勤務年数や資格の有無で異なります。勤続1年目に比べて勤続10年以上の方が高いため、長く働けば働くほどより高い給与を手にすることができます。また、基礎的な介護職員初任者研修を保有していれば276,450円、より実務的な実務者研修を保有していれば285,180円、国家資格である社会福祉士を保有していれば307,100円、と資格の種類によって給与に差があるのでより高い給与を目指すのであれば経験を積んで社会福祉士の資格を目指すといいでしょう。

介護職の資格を取得するにはそれなりの費用がかかってしまうため、資格取得のサポートがある転職サイトを利用することをおすすめします。転職サイトは求人の紹介だけでなく、資格取得のサポートや内部情報の提供などさまざまなサービスで求職者を支えてくれる頼もしい存在です。介護職へ転職するのに重要な施設選びについても的確なアドバイスをくれるので、ブラックといわれる劣悪な環境の職場ではなくよりよい環境の職場に転職できます。