介護現場では男性の力が必要?
身の回りのお世話や家事のサポートが主な仕事となる介護職は、仕事の性質上どうしても女性の方が割合が多くなっていますが、女性の力では難しい業務も多いため男性介護士を求める傾向があります。ですが、男性に入浴介助や排泄介助などしてもらうことを嫌悪する女性の利用者も多く、男性介護士が受け入れられているとは言い難い状況です。しかし、男性がいることで生活にハリが出て毎日を楽しく過ごす活力や男性利用者のデリケートな問題にも対応できるとして男性介護士を重宝している施設も少なくありません。
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社会から求められている介護職
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- 介護職の今
2010年を境にして日本の人口は減少傾向にありますが、75歳以上の高齢者は増加しており今後もまだ続いていくことが予想されています。ですが、高齢者が増加すると介護サービスの需要も増えるため、それに対応する介護職員も増員しなければなりません。高齢者の増加に伴い、介護職も注目されるようになってきたためそれなりに人手も増えてきてはいますが、それを上回るペースで高齢者が増加しているため、高齢者が一気に増える2025年には20万人ほど不足するといわれています。
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男性ならではの持ち味を活かして
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介護職の仕事は意外に腕力を必要とする業務が多いです。ベッドから車いすに移動するためには高齢者を持ち上げなければなりませんし、入浴介助は高齢者の体を支えながら洗身や洗髪を行います。女性1人の力では限界があるため複数人で行うことが多いのですが、そうすると他の仕事が滞ってしまうため効率はよくありません。ですが、男性介護士がいれば少ない人手でできるので、他の仕事に影響することはありません。また、ライフスタイルの変化がダイレクトに仕事に影響するわけではないため女性よりも昇進の機会に恵まれています。
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介護職における男女の役割
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- 女性のイメージが強い介護業界で男性が働くために
介護職は仕事の性質上どうしても女性の割合が多めです。特に高齢者の身の回りのお世話や家事をサポートするホームヘルパーはほとんどが女性です。ですが、調整や窓口業務を担うサービス提供責任者や生活相談員は男性の方が多いです。「介護職」という職業が確立され、社会に必要な職業であると世間に認知されるようになってから男性介護士も増えてきましたが、男性介護士に抵抗を感じる女性の利用者も多く、すべての利用者から受け入れてもらうにはまだまだ時間がかかりそうです。
男性介護士が重宝される理由を知りたい人へ
介護職専門の転職サイト「レバウェル介護」は、未経験や無資格でも男性の介護職の仕事を探しやすいと評判です。ここでは、そんな「レバウェル介護」の具体的なサポート内容や利用するメリット、おすすめする理由などをまとめています。
男性ならではの持ち味を活かして仕事内容や性別の壁などもあり、介護職は女性の仕事だと思っている人がいますが、男性介護士だからこそできる仕事もたくさんあります。ここでは男性が介護士として働くメリットをまとめていきます。